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鑑賞日 2004年1月14日
劇場 新宿ピカデリー CAST & STAFF 監督 クリント・イーストウッド 脚本 ブライアン・ヘルゲランド 原作 デニス・ルヘイン 出演 ショーン・ペン ティム・ロビンス ケビン・ベーコン ローレンス・フィッシュバーン ローラ・リニー マルシア・ゲイ・ハーデン etc INTRODUCTION 全米でベストセラーとなり、日本でも2001年の年間ベストミステリーにランキングされたデニス・ルヘインの原作を名匠クリント・イーストウッドが映画化。クリント・イーストウッドは、最初に読んだ瞬間にこの作品の映画化を決意したという。少年時代に悲惨な犯罪に巻き込まれて以来、別々の人生を歩んできた3人の男。殺人事件の担当刑事、被害者遺族、容疑者として再会するはめになった彼らの皮肉な運命を描き出す。再会した幼なじみの心の闇を鮮明に描くためクリント・イーストウッドが揃えたのが、ショーン・ペン 、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンというオールスターキャスト。三人ともに監督としてのキャリアも持つ、実力派。その才能と魅力を遺憾なく発揮した奇跡のアンサンブル。クリント・イーストウッドはこの逸材を完璧なまでににひとつにまとめあげた。アカデミー賞受賞作「許されざる者」を凌ぐ最高傑作とも言われている。 Comment “もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった” このキャッチコピー、私には少し抵抗がある。好き嫌いは別にしてとにかく見応えのある映画。それが私の印象だ。 「ミスティック・リバー」は原作で読んだ時から、惚れ込んだ作品だった。だから、それをイーストウッドが映画化すると聞いたときから、公開を待ち続けてきた。あれだけ膨大で複雑な作品をどう映像化するのだろうか?と。しかも、ショーン・ペン 、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンという決して派手ではないが、味のある役者の競演。鳥肌が立った。彼らの演技は本当に光っていた。特に私の大好きな映画「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンス。また新たな一面を見せてくれました。個人的にはショーン・ペンよりも良かったと思う。 ミステリー、サスペンスというより、心に響く人間ドラマ。事件の謎解きが主題ではない。事件をめぐる関係者の心情を丁寧に描いている。映像化されることにより、それがまた私の心にグサッときた。人間の弱さ、儚さ、不完全さ。少年時代に心に深い傷を負った3人の今。 子供の頃って、本当に何も考えないで、ただ、毎日が楽しい。子供の頃にしか築けない掛け替えのない友情がある。普通は楽しいはずの思い出が彼らには「辛い」の記憶でしかなかった。もし、自分が同じ立場だったら…と考えるとやり切れない気持ちになった。 ただ、シビアな辛い結末に内容的には後味が悪く、重い映画だと、理解し難い部分もあるかも知れない。映画にHAPPY ENDを望む人は多いから。 この映画の中でショーン・ペン演じる主人公の、義兄のセリフにこんな言葉がある。 「刑務所で、ある男がおれに言ったことがある。”幸せは一瞬訪れて、次の瞬間まで戻ってこない。それには何年もかかることがある。しかし”哀しみは居座る”ってな」 これこそがイーストウッドがどうしても描きたかったものなんじゃないかと。人間の持つ、醜さ。人間の複雑さっていうのかな。今、戦争が行われるようなそんな時代だからこそ、悲しみと向き合い、自分の足で前に進むことを考えなきゃ行けない。そう問いかけているような気がした。
by hot-ball
| 2005-08-30 21:04
| サスペンス
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